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早稲田大学エウプラクシス叢書 7

中国メディアの変容

ネット社会化が迫る報道の変革

著:陳 雅賽

紙版

内容紹介

国家とメディアの関係はどう変わるのか——。5つの“突発事件”(SARS事件、四川大震災、温州列車脱線事故、天津爆発事故、雷洋事件)報道から検証する。
中国における報道の自由に、ネットメディアはどのような役割を果たしているのか。

目次

序 章 改革開放以降の中国のメディアの内容管理制度
第1章 SARS報道—情報隠蔽から情報公開へ
第2章 5・12四川大震災における中国メディアの報道実態—新聞とネットメディアを中心に
第3章  7・23温州列車脱線事故における中国世論の形成
    —既存メディアとネットメディアの分析を通じて
第4章 8・12天津爆発事故における中国ネット世論の形成—新浪微博の分析を通じて
第5章 ソーシャルメディアと社会安全事件<世論>形成—雷洋事件をめぐって
終 章 突発事件報道の変容とあり方

著者略歴

著:陳 雅賽
上海師範大学人文伝媒学院准教授、上海師範大学現代伝媒発展研究センター副主任。 2016年、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。

ISBN:9784657178053
出版社:早稲田大学出版部
判型:A5
ページ数:288ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP2