抄物を読む
『黄氏口義』提要と注釈
編:京都大学黄氏口義研究会
紙版
内容紹介
本書は、国語学・国文学・中国文学・中国哲学の研究者による長年にわたる『黄氏口義』研究の成果として、第1部:提要、第2部:影印・翻刻注釈からなる。
「提要」は『黄氏口義』を読み解くための基礎知識を網羅するのみならず、抄物全般の入門・資料集としての機能を有し、中世にまつわる多くの分野の研究に寄与するものである。
目次
<主要目次>
序文(木田章義)
まえがき(大槻 信)
凡例
第一部 『黄氏口義』提要
1 抄物とは(蔦 清行)/2 『黄氏口義』の原典(緑川英樹)/3 山谷抄の諸本(蔦清行)/
4 『黄氏口義』に関わる⼈々(蔦 清行)/5 『黄氏口義』に関わる漢籍(緑川英樹)/
6 『黄氏口義』の⾔語(山中延之)/7 参考文献(山中延之)
第二部 影印・翻刻注釈
影印
翻刻注釈
1 題(木田章義)/2 古詩二首上蘇子瞻(其一・江梅)(山中延之)/
3 古詩二首上蘇子瞻(其二・青松)(蔦 清行)/4 次韻公択舅(宇佐美文理)/
5 贛上食蓮有感(蔦 清行)/6 送王郎(蔦 清行)
あとがき(大槻 信)
索引