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臨川選書 28

祇園祭・花街ねりものの歴史

著:福原 敏男
著:八反 裕太郎

紙版

内容紹介

祇園祭では、かつて仮装行列が行われていた!
知られざる、もうひとつの祇園祭を紹介。

江戸後期から、祇園祭において「祇園祭練物」として、遊廓より五月晦日と六月十八日(いずれも旧暦)に、仮装行列が行われていた。現在は中絶しているこの行事に関して、残された膨大な摺物等の資料を分析し、毎回異なる風流を体現していた祇園祭練物文化を考える。

後祭の復活が決まった今、もうひとつの知られざる祇園祭について明らかにする、新しい京都文化史!

目次

第一章 祭礼のねりもの―祇園ねりもの前史―

第二章 もう一つの祇園祭―祇園ねりもの―

第三章 京都の遊廓ねりもの

第四章 宝暦五年刊『祇園ねり物絵づくし』から読み解くねりもの

第五章 ねりもの番付を読む

第六章 横山華山筆「祇園祭礼図巻」図解―ねりものの描写を中心に―

著者略歴

著:福原 敏男
福原敏男:武蔵大学教授(2013年現在)
著:八反 裕太郎
八反裕太郎:頴川美術館学芸員(2013年現在)

ISBN:9784653041993
出版社:臨川書店
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2013年10月
発売日:2013年11月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC6