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世界をカエル

大切な人は今もそこにいる

ひびきあう賢治と東日本大震災

著:千葉 望

紙版

内容紹介

災害で大事な人を失う、それはいったいどういうことなのでしょう。
たとえ一人の死であっても家族や恋人などにとってはかけがえのないひとりを失うことです。その死が重なって報道される数となるのです。大災害時代の死を考える。

目次

目次1 東北で生まれ、身近な死を考える。  2 あの日のこと、そして九年後。 3  福島、道野さんのこと。4  『銀河鉄道の夜』とわたし。 5 大切な人を失うということ。賢治とトシ。
終わりに

著者略歴

著:千葉 望
岩手県生まれ。早稲田大学文学部日本文学専修卒業。佛教大学大学院仏教文化専攻修士課程終了。ノンフィクション・ライターとして、人物インタビューやルポ、書評などを執筆。『実践する!仏教』(すばる舎)
『旧暦で日本を楽しむ』(講談社+α文庫)『共に在りて』(講談社)『日本人が忘れた季節になじむ旧暦の暮らし』(朝日新聞出版)ほか。児童書に写真絵本『マリモを守る。』『お月さまのこよみ絵本』(理論社)がある。

ISBN:9784652204030
出版社:理論社
判型:4-6
ページ数:184ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS