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歴史文化ライブラリー 120(オンデマンド版)

神風の武士像

蒙古合戦の真実

著:関 幸彦

紙版

内容紹介

中世の日本が遭遇した未知なる武力、蒙古襲来.「神風」伝説はどのようにして生まれ、神国思想は後世の人びとの歴史意識にどのような影響を与えたのか。近代を射程に「神国」の履歴をたどりながら、異国との合戦の歴史と『蒙古襲来絵詞』より、武士を誕生させた中世という時代を捉えなおす。議論のつづく神国観念の問題に一石を投じる注目の書。

著者略歴

著:関 幸彦
1952年生まれ。1985年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、日本大学文理学部教授(特任) ※2022年9月現在
【主要著書】『武士の誕生』(講談社学術文庫、2013年)、『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社、2015年)、『敗者たちの中世争乱』(吉川弘文館、2020年)、『刀伊の入寇』(中央公論新社、2021年)

ISBN:9784642755207
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:194ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ