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オンデマンド版

中世の武家と公家の「家」

著:菅原 正子

紙版

内容紹介

中世に成立した「家」とは何か。旗や家紋、家業を継いだ女性、所領の運営、年中行事や人生儀礼などを通して、「家」の成立を考察。

目次

序章=中世の「家」について/第一部=旗と「家」(旗を揚げること/鎌倉時代の旗と武士の「家」/中世の御旗―錦御旗と武家御旗―/長尾為景と錦御旗/戦国時代の小旗・指物について)/第二部=女性の職と「家」(女性の宮司・禰宜―武雄神社と宇佐八幡宮―/中世後期の比丘尼御所―大慈院の生活と経営―/遊女の座と久我家)/第三部=「家」を支えた経済(山科家の経済と「家」/山科家と播磨国下揖保荘/山科家の家司大沢久守と山城国山科東荘―在地武士としての考察―/加賀国若松荘のゆくえ―烏丸冬光と没落将軍足利義材―)/第四部=「家」の行事と儀式(中世後期の年中行事と人生儀礼/中世の貴族社会における盆行事―拝盆・墓参・風流灯篭―/七五三の源流/男子の成長と儀礼)/結章=「家」の成立と特質

ISBN:9784642728720
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:334ページ
定価:11500円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB