オンデマンド版
古代中世音楽史の研究
著:荻 美津夫
紙版
内容紹介
縄文時代から南北朝期まで、音楽とその制度の変遷をたどる。平安時代の殿上人と民衆の音楽、鎌倉幕府と雅楽などを追究する。
目次
序章=古代音楽の研究と課題〈古来の歌舞と外来の楽舞/音楽制度の変遷と学家の成立/外来音楽の日本化とその発展〉/第一章=雅楽の変遷と音楽文化の展開(雅楽―宮廷儀式としての国風化への課程―〈はじめに―楽官制の成立―/節会成立以前の儀式と雅楽―饗宴における雅楽―/雅楽寮の変遷と楽官制の展開/楽制の改革―雅楽の日本化―/宮廷儀式と雅楽〉以下細目略/平安末期における音楽文化の展開/鎌倉幕府と雅楽―鶴岡八幡宮を中心に―)/第二章=宮廷儀式と雅楽(相撲儀式と楽舞―乱声・厭舞を中心に―/宮廷儀式の中の舞―女楽・女踏歌・五節舞―/踏歌節会と踏歌の意義/東遊と駿河・伊豆国)/第三章=楽人の系譜とその活動(古代の笛と「笛吹」について/地下楽家大神氏の系譜とその活動/地下楽家豊原氏の系譜とその活動/南北朝期における楽人豊原氏)