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律令国家官制の研究

著:春名 宏昭

紙版

内容紹介

律令国家の運営は、天皇と様々な官による組織体=官僚機構により成り立っている。本書は、太政官・神祇官・知太政官事・内覧などの各官僚機構について、新視角から問題を抉り、鋭く切り込んで律令官制の具体像を示す。

目次

律令官制の内部構造―八省体制の成立(官の位―本稿の視角/省と被管諸司/職・寮・司の構造/八省体制の成立)以下細目略/神祇少副について/知太政官事一考/草創期の内覧について/監物小考/内薬侍医について/鎮西府について/傔仗小考/内侍考―宣伝機能をめぐって/勅符小考

著者略歴

著:春名 宏昭
1960年、岡山県生まれ。1992年、東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、法政大学兼任講師、博士(文学)※2019年9月現在
【主要編著書】『律令国家官制の研究』(吉川弘文館、1997年)、『平城天皇』(人物叢書、吉川弘文館、2009年)、『皇位継承』(共著、山川出版社、2019年)

ISBN:9784642723138
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:352ページ
定価:12000円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LAZ