出版社を探す

近世史を学ぶための古文書「候文」入門

監:佐藤 孝之
著:宮原 一郎
著:天野 清文

紙版

内容紹介

江戸時代の古文書は、「候(そうろう)」という文字を頻繁に用いた「候文」で記述される。近世史を学ぶうえで、候文を理解し克服することは最重要の課題といえる。古文書に登場する主な用字・用語を文法によって分類。基本的な文例を豊富に収め、読み方と現代語訳を加える。文法を手掛かりにして近世古文書を読み解く、これまでにないガイドブック。

目次

自立語(用言〈動詞/補助動詞/形容詞・形容動詞〉/体言〈名詞(普通名詞)/形式名詞/代名詞〉/その他の自立語〈副詞(連用修飾語)/接続詞/連体詞〉)/付属語〈助動詞/助詞〉)/その他(〈接頭語/接尾語/連語/感動詞〉)/索引

著者略歴

監:佐藤 孝之
1954年 群馬県生まれ 1976年 國學院大學文学部史学科卒業 1981年 國學院大學大学院文学研究科博士課程満期退学 現在、東京大学名誉教授、博士(歴史学)。 ※2023年2月現在
【主な編著書】『近世前期の幕領支配と村落』(巖南堂書店、1993年)『駆込寺と村社会』(吉川弘文館、2006年)『近世の環境と開発』(共編、思文閣出版、2010年)『古文書の語る地方史』(編著、天野出版工房、2010年)、『近世山村地域史の研究』(吉川弘文館、2013年)
著:宮原 一郎
1969年生まれ。現在、川越市教育委員会。 ※2023年2月現在
著:天野 清文
1953年生まれ。現在、天野出版工房代表、編集者。 ※2023年2月現在

ISBN:9784642084338
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:246ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ