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日本神道史

編:岡田 荘司

紙版

内容紹介

古来、神は日本人の精神的より所としてあらゆる場所に存在したが、国家が形成する中で大きな位置を占めるようになった。天皇祭祀、神信仰のあり方など基本事項を詳細に描き、現代神社の信仰分布を解明。神話と祭祀考古学の世界、神道の成立から神仏習合、国家神道までを辿り、神社と神道のあり方に迫る。今も人々の生活に息づく神道の世界を解明。

目次

Ⅰ神道とは何か(神道・神社の成立と淵源/天皇と神社の祭祀体系/神道史上の転換期)/Ⅱ神道の歴史(祭祀の誕生〈宗像沖ノ島と三輪山―国家祭祀の起源/宗像大社と宗像沖ノ島遺跡/大神神社と三輪山麓の祭祀遺跡/大和王権の「まつり」から律令神祗祭祀へ〉/律令国家と祭祀〈神祗令とは何か/令制神祗官/令制祭祀/国家祭祀と天皇祭祀/神宮祭祀/神仏の融合/神仏の景観―香取神宮とその周辺の遺跡〉以下細目略/多様化する神道―平安時代・中世/理論化する神道とその再編/新たな神道体制の確立)/Ⅲ神社分布と神道の現在(平成初年の神社/八幡の神/伊勢・天神・稲荷の神/顕著な特徴を持つ神/近世から現代にかけての神社数の推移/古代・中世の信仰の流れ/神社のいま

ISBN:9784642080385
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:388ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2010年06月
発売日:2010年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRRL3
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRAX