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都市の暮らしの民俗学 2

都市の光と闇

編:新谷 尚紀
編:岩本 通弥

紙版

内容紹介

多くの人間が交流し、商品が活発に流通する都市。情報の発信基地として光り輝く一方で、暴力に象徴されるような闇の世界が存在する。盛り場と酒、京都の町と祭礼、モード発信装置としての原宿から、その特徴を描く。また老舗と皇室御用達(ごようたし)、金魚や盆栽(ぼんさい)など改変された自然を鑑賞する心性、在日外国人の暮らし、靖国神社遊就館(ゆうしゅうかん)に、都市の多様な姿を探る。

目次

都市と暴力―総説―…新谷尚紀/酒と盛り場…青木隆浩/流行と盛り場―モード発信装置としての都市―…横田尚美/屏風祭りの系譜…村上忠喜/老舗の語り…李英珠/金魚の予言…野地恒有/コリアンの生きる街―ニューカマーと在日の関係を軸に―…李仁子/モニュメントと眼ざしの近代―遊就館をめぐって―…丸山泰明

ISBN:9784642079655
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:250ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2006年11月
発売日:2006年10月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC