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近現代日本社会の歴史 戦後経験を生きる

編:大門 正克
編:安田 常雄
編:天野 正子

紙版

内容紹介

一九三〇年代に始まる日本社会の現代化は、大戦から占領・高度成長を経るなかで、人びとの生活を激変させた。戦争の体験とそこから生まれた平和への願い、経済大国の光と影、教養とサブカルチャー、バブル崩壊。一見ばらばらに見える経験は、時代の影響を受け共通性を帯びている。人びとの歴史的経験の意味を問い、現在までの日本社会の歴史を描く。

目次

Ⅰ=総力戦の時代/一=戦時下のくらし(遠い砲声―満州事変―/大陸の戦火―日中戦争―/広がる戦場と敗北への道―アジア太平洋戦争―)/二=戦争と文化(戦争の文化史/戦争の全面化と民衆の心性の統制/画一化される民衆意識―言論と思想の統制―/戦争文化の実相/センチメンタリズムと戦争)/三=軍隊体験と戦場体験(軍隊に組み込まれる/「敵」と戦う)以下細目略/Ⅱ=戦後から現代へ/一=地域と国民国家/二=くらしの戦後空間―未完の生活革命―/三=トライアングル(家族―学校―企業)の成立とゆらぎ/四=教養からサブカルチャーへ

ISBN:9784642079242
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:346ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2003年12月
発売日:2003年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ