日本の名僧 14
反骨の導師 日親・日奥
編:寺尾 英智
編:北村 行遠
紙版
内容紹介
折伏主義に立ち将軍足利義教に改宗をせまるなどして、多くの法難を受けた「なべかぶり日親」。不受不施の掟を唱えて徳川家康によって対馬に流された日奥。この二人の僧は日蓮の思想と行動を厳格に守り、権力者に立ち向かった。日親の伝道と町衆、受難に見出した正統の論理、日奥の不受不施義はなぜ弾圧を受けたのか。政治と仏教の関わりを探る。
目次
日 親
私の日親(行動の宗教家…中尾 堯/行動と思想の再確認…松村寿巌)/日親の魅力…寺尾英智/日親の生涯―伝道の旅にいきた導師―…寺尾英智/仏法の聖者と受難―正統と異端の論理―…佐々木馨/日親がみた東国の「郷村」社会―『折伏正義抄』の世界を読む―…湯浅治久/町衆と日親…望月真澄
日 奥
私の日奥(聖者の風貌…安藤精一)/日奥の魅力…北村行遠/日奥の生涯…北村行遠/なぜ不受不施義を貫いたのか…望月真澄/大仏千僧供養会と京都日蓮教団…河内将芳/仏法か王法か…坂本勝成",",2
ISBN:9784642078580
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:226ページ
。定価:2600円(本体)
。発行年月日:2004年09月
。発売日:2004年08月13日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。