日本の名僧 10
持戒の聖者 叡尊・忍性
編:松尾 剛次
紙版
内容紹介
戒律の復興と多くの民衆を救済することによって菩薩と呼ばれた叡尊。叡尊に師事し鎌倉に戒律を広め、さまざまな社会事業を行った忍性。醍醐寺僧である叡尊が、なぜ戒律復興運動に勤め、教団を樹立するにいたったか、忍性の貧民救済、道路・架橋などの生涯を追求。教団の造像活動、石工・職人とのかかわりなど、信仰世界を解明し現代的意味を問う。
目次
私の叡尊・忍性(戒は、明らかなる日月の如く…谷口光明/褊衫左袵と将来律書に思う…納冨常天)/叡尊・忍性の魅力…松尾剛次/叡尊の生涯…松尾剛次/戒律復興運動…蓑輪顕量/叡尊の舎利信仰と宝珠法の美術…内藤 榮/忍性の生涯…細川涼一/叡尊・忍性教団の考古学…馬淵和雄/忍性伝の諸問題…松尾剛次
ISBN:9784642078542
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:252ページ
。定価:2600円(本体)
。発行年月日:2004年12月
。発売日:2004年11月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。