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日本の名僧 6

旅の勧進聖 重源

編:中尾 堯

紙版

内容紹介

平家の焼討ちにあって炎上した東大寺を、全国への勧進(かんじん)活動によって見事に復興した重源(ちょうげん)。その偉容は現在も南大門に遺憾なく示されている。諸国を廻国する勧進のかたわら、民衆の教化・救済などの社会事業を推進する。山林修行と渡海、寺院の新たな造形と技術、仏像と仏舎利塔(ぶっしゃりとう)など、鎌倉初期における美術史上の意義と南都仏教の復興について考える。

目次

私の重源-聖者の風貌-………川添昭二/重源の魅力………中尾 堯/
重源の生涯―山岳と渡海の聖者―………中尾 堯/山林修行の道筋―苦行と神秘―………生駒哲郎/大陸の浄土信仰―念仏と舎利―………佐伯弘次/東大寺の復興と勧進―国家の大業―………小原 仁/俊乗房重源と建築様式―新たな造形と技術1―………藤井恵介/仏像と仏舎利塔の造形―新たな造形と技術2―………緒方啓介/利益衆生の足跡―土木事業の勧進―………追塩千尋/現代に生きる重源………中尾 堯",",2

ISBN:9784642078504
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:226ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2004年08月
発売日:2004年07月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB