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歴史と古典

将門記を読む

編:川尻 秋生

紙版

内容紹介

「新皇」平将門の夢と挫折を描く『将門記』。戦争の悲惨さを訴える『将門記』のメッセージ、将門と藤原純友の共謀説、使用された武器・武具、内海に囲まれた坂東と民衆にとっての乱の意味など、平将門の乱の世界を、歴史学・文学・考古学・在地社会研究の視点から解明する。また、全国各地の将門伝説に光をあて、現代に語りつがれる将門像に迫る。

目次

総論=将門記とその時代…川尻秋生/Ⅰ=史実と文学(文学からみた将門記…佐倉由泰/歴史学からみた将門記―「将門誅害日記」の性格と将門記の成立年代―…川尻秋生/藤原純友の乱と平将門の乱…寺内 浩/コラム=源頼朝の征夷大将軍任命と将門の乱…川尻秋生)/Ⅱ=将門記の世界(武器・武具と兵…近藤好和/在地社会からみた将門の乱…宮瀧交二/東国武士と将門の乱…鈴木哲雄/コラム=将門の乱と節刀…川尻秋生)/Ⅲ=伝承・伝説の世界(伝承のなかの将門…樋口州男/将門伝説を探る…村上春樹/コラム=各地に語りつがれる将門伝説…村上春

ISBN:9784642071598
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:274ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2009年03月
発売日:2009年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ