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列島の戦国史 9

天下人の誕生と戦国の終焉

著:光成 準治

紙版

内容紹介

17世紀初頭、豊臣氏を滅亡させた徳川氏が権力の頂点に立つ。秀吉の天下一統から大坂の陣、徳川政権確立までの政局をたどり、兵農分離の実像や芸能・美術など、社会と文化にもふれながら「天下人」の時代を見渡す。

目次

分立から統一へ―プロローグ/秀吉の天下一統(織田体制の超克〈山崎の戦い/清須会議/賤ヶ岳の戦い/小牧・長久手の戦い/家康の服属〉以下細目略/全国制覇の達成/豊臣政権と朝廷・寺社)/豊臣政権の政策(大名統制と「取次」/太閤検地と身分政策/経済流通政策)/朝鮮侵略と豊臣政権の動揺(豊臣政権下の対外認識/「唐入り」と朝鮮半島における戦闘/豊臣政権の動揺と大名)/豊臣政権の末路(秀吉から家康へ/関ヶ原の戦い/私戦の復活)/徳川政権の成立(徳川政権への道/初期徳川政権の国内政策/初期徳川政権の対外政策)/大坂の陣と地域国家(二重公儀体制と大名/大坂の陣/徳川政権と地域国家・朝廷)/「天下人」の時代の社会と文化(町と村―兵と農/「桃山」文化と伝承された「桃山」時代)/「天下人」の時代から幕藩制国家へ―エピローグ

著者略歴

著:光成 準治
1963年、大阪府に生まれる。2006年、九州大学大学院比較社会文化学府博士課程修了。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院特別研究者 ※2020年12月現在
【主要編著書】『中・近世移行期大名領国の研究』(校倉書房2007)、『毛利輝元』(ミネルヴァ書房2016)、『関ヶ原前夜』(角川ソフィア文庫2018)、『小早川隆景・秀秋』(ミネルヴァ書房2019)、『本能寺前夜』(角川選書2020)

ISBN:9784642068567
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:276ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年11月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ