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人をあるく

紫式部と平安の都

著:倉本 一宏

紙版

内容紹介

千年の時を超え、世界最高の文学と称えられる『源氏物語』。不遇な学者の女(むすめ)から中宮彰子への出仕に至った作者・紫式部の生涯を追い、物語執筆の謎に迫る。平安京や須磨・明石、宇治を訪ね、物語の舞台に想いを馳せる。

目次

王朝の文化サロンと中宮彰子の後宮/Ⅰ 紫式部の履歴書(家系と生い立ち/少女時代/結婚と夫との死別〈越前に下向/結婚と上京/宣孝の死〉/源氏物語の執筆〈『源氏物語』の起筆/料紙の問題/宮廷政治史との関連/『源氏物語』の執筆〉/中宮彰子への出仕〈彰子への出仕/里居の日々/敦成親王の誕生/土御門第行幸と五十日の儀/敦良親王の誕生/一条朝の終焉〉/三条朝の紫式部と晩年〈実資の取り次ぎ役/紫式部の死〉)/人物相関/コラム 紫式部と清少納言/Ⅱ 源氏物語の構想/Ⅲ 源氏物語をあるく(紫式部の遺跡/源氏物語の風景)/略年表

ISBN:9784642067867
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:150ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2014年10月
発売日:2014年09月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ