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読みなおす日本史

宝塚戦略

小林一三の生活文化論

著:津金澤 聰廣

紙版

内容紹介

阪急・東宝グループの創立者小林一三は、沿線の住宅地開発やターミナル・デパートの創設など、鉄道以外の分野にも進出。最大の功績は宝塚少女歌劇に代表される文化活動にある。時代を先取りした理想と戦略に迫る。

目次

序 阪急沿線への散歩/楽園としての宝塚(なぜ宝塚にレジャーランドか/観光地・箕面の開発から/失敗に終わった動物園経営/宝塚新温泉と遊園地/博覧会イベントの開催/女性客を主眼に/二重、三重の誘客装置/宝塚少女歌劇の誕生/大毎とのタイアップ/宝塚歌劇が誘客策の柱に/三つの成功要因/学校設立による人材戦略/あくまでも少女歌劇/劇場経営の合理化/関係者を欧米に派遣/宝塚レビューによる東京進出/東京でも「大衆本位」を徹底)以下細目略/情報・文化空間の創出/実業家、小林一三/清く正しく美しく/大正文化と宝塚モダニズム/東京に残した足跡

ISBN:9784642067607
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:198ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年03月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB