出版社を探す

読みなおす日本史

比叡山と高野山

著:景山 春樹

紙版

内容紹介

日本の仏教を塗り替えた最澄と空海。同時期に唐に渡り、帰国後は人里離れた深山に本拠を構えるなど相似点は多い。しかし、両者の性格や教壇の有様は異なる。延暦寺と金剛峯寺の成立・発展の歴史を追い、特質を考える。

目次

はじめに/比叡山寺(最澄の登叡と空海の入山/比叡山の自然/比叡山へ入るみち/比叡山寺の規模と構成(一)/最澄の入唐と空海の入唐/比叡山寺の規模と構成(二)/比叡山寺の規模と構成(三)/横川の起こりと構成/遮那業と止観業の発展/相応和尚と回峰業/衆徒と堂衆と山徒/比叡山の浄土院と居士林/比叡山の美術/門前町坂本とその文化財/比叡山の年中行事)/高野山寺(高野山の位置とその開創/高野・丹生の両所明神/高野山寺の大きさ/高野山寺の規模と構成/高野七口と女人結界/町石卒塔婆/檀上の伽藍群/竪精論議/奥院と御廟信仰/学侶と行人と聖方/高野山寺の谷々と子院/高野山寺の美術/高野山の年中行事)/参考文献/比叡山・高野山比較年表/『比叡山・高野山』を読む…嵯峨井 建

ISBN:9784642065931
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:254ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2015年10月
発売日:2015年09月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB