読みなおす日本史
漢方
中国医学の精華
著：石原 明
紙版
内容紹介
現代医学と異なる次元で生命や疾病を考え、数千年に及ぶ実績が昇華した医学＝漢方。その特色と精神を探るため、中国医学の思想と歴史を解明し日本における発展を辿る。独特の診断と治療、漢方薬処方の例を提示する。
目次
まえがき／漢方―この未知なるもの（「漢方」は日本製／漢方でも使う民間薬／「証」―漢方独特の概念／女性にだけ効く薬）／中国医術のめばえ（魔法から薬へ／「醫」という文字／針灸の発明―黄河文化圏1／陰陽五行説の迷路へ―黄河文化圏2／不老長寿への憧れ―揚子江文化圏／経験医術の結晶―江南文化圏／養生思想の発生）以下細目略／医学としての発展／近代医学のそとで／伝統医学の現代化／日本における漢方／漢方治療の方法／漢方処方の選び方／付録 著効ある漢方処方五十種／『漢方 中国医学の精華』に寄せて…丁 宗鐵／地図 前漢時代の中国
ISBN：9784642065757
。出版社：吉川弘文館
。判型：4-6
。ページ数：232ページ
。定価：2200円（本体）
。発行年月日：2014年04月
。発売日：2014年03月15日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：VFD。
