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身分的周縁と近世社会 5

知識と学問をになう人びと

編:横田 冬彦

紙版

内容紹介

江戸時代、知と情報は書物によって大量化・均質化し、身分や階層、地域を越えて広く受容された。それはどのような人びとにになわれていたのか。武士・町人・百姓との狭間や、さまざまな社会的身分の中に生きる人びとを通して解明。儒者、講釈師、神学者、俳諧師、都市文人、本屋など、多彩な知の媒介者たちを生み出した近世社会の特質を探り出す。

目次

書物をめぐる人びと…横田冬彦/儒者…宇野田尚哉/講釈師…引野亨輔/神学者…幡鎌一弘/俳諧師―与謝蕪村の前と後で―…伊藤 太/都市文人…有坂道子/本屋―書物市と草紙市―…渡邉仁美/知識と学問をになう人びと―ある城下町町人の日記から―…横田冬彦

ISBN:9784642065610
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2007年04月
発売日:2007年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ