史跡で読む日本の歴史 4
奈良の都と地方社会
編:佐藤 信
紙版
内容紹介
遷都一三〇〇年を迎えた奈良の都・平城京。東大寺・興福寺などの文化遺産から、花に例えられた都の実像を探る。国府や国分寺など地方社会の様相や古代人の生業・祭祀をも、最新の発掘成果をもとに歴史として叙述する。
目次
奈良の都と地方社会…佐藤 信/Ⅰ=奈良の都(平城京…馬場 基〈平城京の骨格/平城京域の諸要素/平城京を支える周辺施設/平城京と同時期に展開する都〉/平城宮…馬場 基〈平城宮の概要(含む変遷)/中枢施設/宮殿施設の様子/官衙地区と門の様子〉/奈良の寺々…馬場 基〈平城京の寺院/東大寺/興福寺/西大寺と西隆寺/京内の寺々〉以下細目略〉/Ⅱ=地方官衙と寺院(国府とその関連遺跡…佐藤 信/国分寺と地方寺院…三舟隆之/郡家と庄所…鐘江宏之)/Ⅲ=文化・生産・祭祀(東北の城柵遺跡…八木光則/交通遺跡と生産遺跡…高島英之/祭祀遺跡…高島英之/史跡を視る目=史跡の整備と復元…佐藤 信