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戦争の日本史 9

応仁・文明の乱

著:石田 晴男

紙版

内容紹介

京都を焦土と化した応仁・文明の乱は戦国時代の幕開けだったのか? 足利将軍家の家督争いや山名宗全と細川勝元の対立、日野富子を元凶と描くなど、『応仁記』がもたらしてきた定説は、近年見直されつつある。六代義教以降の将軍権力や幕府内部の実態、関東における複雑な政情不安にも光を当て、戦争への道をたどり、新たな応仁・文明の乱を描く。

目次

応仁・文明の乱への視点―プロローグ/Ⅰ=足利義教の政策(将軍・足利義教/永享の乱と結城合戦)/Ⅱ=嘉吉の変と管領政治(将軍暗殺/管領・畠山持国)/Ⅲ=家督争いの時代(諸家の内紛/斯波管領家)/Ⅳ=将軍義政の親政(幕府と鎌倉公方/足利成氏との攻防)/Ⅴ=文正の政変(関東の政情不安/畠山氏の家督抗争/守護たちの合従連衡)/Ⅵ=応仁・文明の乱(乱のはじまり/京中の戦闘と乱の拡大)/Ⅶ=乱の終わり(京中から洛外へ/東幕府と西幕府/和睦から乱の終息へ)/戦国時代への道―エピローグ

ISBN:9784642063197
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2008年07月
発売日:2008年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ