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人と動物の日本史 3

動物と現代社会

編:菅 豊

紙版

内容紹介

競馬文化導入の背後にあった国家戦略、「自然」な食肉をめぐる生産者と消費者の葛藤、食虫文化が形成する新たな共同体…。近代から現代へ発展・変貌を続ける人と動物のさまざまな関係性を描き、その未来像を模索する。

目次

動物と現代社会…菅 豊/Ⅰ=動物と国家(軍馬と競馬…杉本 竜 /英雄となった犬たち 軍用犬慰霊と動物供養の変容…エルメル・フェルトカンプ/錦鯉文化の創造―国風化と全球化―…菅 豊/コラム=隠喩としての動物 悪意を喚起する言葉…菅 豊)/Ⅱ=人間社会のなかの動物たち(屠場の社会/社会の屠場…桜井 厚/寄せ場の動物誌…児玉夏子/いい肉とはなにか 短角牛をめぐる生産者と消費者の葛藤…佐川 徹/コラム=都市と動物「共生」に潜む欺瞞…菅 豊)/Ⅲ=変わりゆく動物とのつきあい(マタギとツキノワグマの現在 『ブナ林と狩

ISBN:9784642062770
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2009年03月
発売日:2009年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ