街道の日本史 24
越後平野・佐渡と北国浜街道
編:池 享
編:原 直史
紙版
内容紹介
信濃・阿賀野の大河が潤す日本有数の穀倉地帯=越後平野、金山と流人の島=佐渡。豊かな自然が、この地独特の風土を育んできた。蝦夷支配の拠点=渟足・磐舟柵、越後上杉氏と佐渡本間氏、長岡戦争などの多彩な歴史を追求。奥の細道と越後俳壇、良寛、『北越雪譜』、佐渡の民俗や、吉田東伍、坂口安吾会津八一に個性的な文化と人間像を探る。
目次
Ⅰ=中下越・佐渡を歩く…池 享(中下越・佐渡の地理と風土/中下越・佐渡を歩く)/Ⅱ=中下越・佐渡の歴史(越・佐渡の国の成立…相沢 央/地域社会の自立にむけて…長谷川 伸/近世地域社会の形成…渡部浩二・原 直史・竹田和夫/近代社会の成立と「裏日本」化…麓 慎一・小松 彰/新たな地域の創造を目指して…小松 彰)/Ⅲ=地域文化の成り立ち(近世の越佐文化…広沢 康・竹田和夫/近代社会と地域文化…竹田和夫・長谷川 伸/越後平野・佐渡の歴史と日本史…池 享)