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歴史文化ライブラリー 400

三浦一族の中世

著:高橋 秀樹

紙版

内容紹介

桓武平氏とされ、相模国随一の大豪族と呼ばれた三浦氏。今、その実像が見直され始めている。武家政権の成立を支えた義明・義澄、朝廷に対する顔役の義村ら代々幕府の重鎮を輩出しながらも、宝治合戦でいったんは滅ぶ。しかし、佐原系三浦氏や三浦和田氏らは中世末まで存続し、その足跡は全国に及ぶ。三浦一族の興亡から日本中世史を見つめ直す。

目次

三浦一族の中世、日本の中世―プロローグ/三浦氏の神話から歴史へ 為継・義継・義明の時代(院政のはじまりと武士の台頭/荘園公領制と国衙/保元の乱と平治の乱/院政期の文化)以下細目略/三浦一族の発展と鎌倉幕府 義明・義澄・義盛の時代/三浦一族と朝幕関係 義村・泰村の時代/全国展開する三浦一族と社会変動 佐原系三浦氏と三浦和田氏の時代/伝説化される三浦一族―エピローグ

ISBN:9784642058001
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2015年04月
発売日:2015年04月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY