歴史文化ライブラリー 327
その後の東国武士団
源平合戦以後
著:関 幸彦
紙版
内容紹介
『吾妻鏡』『平家物語』に登場し、源平の争乱で活躍した東国武士団。彼らは、鎌倉幕府滅亡後も武家の都として機能し続けた「鎌倉府」体制をいかにして生き抜いていったのか。佐竹・小山・宇都宮・新田・足利・武田・伊東・千葉氏など、坂東八ヵ国と伊豆・甲斐の国における動向を探り、対抗・妥協・滅亡の歴史を繰り広げた東国武士団の消長を辿る。
目次
東国武士団と「鎌倉」体制―プロローグ
中世東国の年代記
鎌倉幕府下の武士
承久の乱前後―1200年代前期
宝治合戦と三浦氏―1200年代中期
蒙古襲来と東国武士―1200年代後期
南北朝の動乱と鎌倉府
元弘の乱と建武政権―1300年代前期
観応の擾乱―1300年代中期
明徳の乱―1300年代後期
戦国期の東と西
応永・永享の乱と結城合戦―1400年代前期
享徳の乱と東国社会―1400年代中期
応仁・文明の乱と戦国社会―1400年代後期
東国武士団の消長
常陸国/下野国/上野国/甲斐国/伊豆国/相模国/武蔵国/房総三国",東国 武士団