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歴史文化ライブラリー 299

鎌倉源氏三代記

一門・重臣と源家将軍

著:永井 晋

紙版

内容紹介

鎌倉幕府を開いた源頼朝から頼家・実朝へと続く源家将軍三代。平氏を滅亡させた治承・寿永の内乱から、源家将軍の時代を「清算」する戦いとなった承久の乱までを、源氏一門や御家人らの動向を交えつつ描き出す。頼朝はいかにして源氏の棟梁となったのか。鎌倉殿をめぐる北条氏の思惑とは。八〇〇年の時を経て、『吾妻鏡』の世界が鮮やかによみがえる。

目次

河内源氏と摂津源氏―プロローグ/以仁王挙兵と源頼朝(以仁王挙兵とその余波/頼朝挙兵から広がる内乱/頼朝と義仲の対決―源氏諸勢力の駆け引きと平氏政権/木曽義仲の滅亡)/源頼朝と後白河法皇―日本一の大天狗との対決(頼朝代官源範頼・源義経/協調から対立へ/源頼朝と武家源氏)以下細目略/源頼家政権の虚実―生母北条政子との対決/源実朝の時代/承久の変―源家将軍の清算/源家将軍三代の特徴―エピローグ

ISBN:9784642056991
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2010年06月
発売日:2010年06月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY