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歴史文化ライブラリー 295

鎌倉大仏の謎

著:塩澤 寛樹

紙版

内容紹介

歌人与謝野晶子が「美男におはす」と詠んだ鎌倉大仏は、奈良東大寺の大仏とともに日本人に親しまれている。だが、いつ、誰が、何のために、どのようにして造ったのかは明らかではない。北条氏の政治・宗教的な思惑や、銅造大仏以前に存在した木造大仏、倒壊を繰返した大仏殿の姿を文献解釈と彫刻史の両面から分析。古都鎌倉のシンボル、大仏の謎に挑む。

目次

鎌倉大仏をめぐる謎―プロローグ/鎌倉大仏の形と表現(平安後期から鎌倉前期までの仏教彫刻史/鎌倉の彫刻史/造形としての鎌倉大仏/原型作者と鋳物師)/鎌倉大仏のあらまし(鎌倉大仏の基本データ/鎌倉大仏に関する基本史料/大仏をめぐる議論の経過と問題点/大仏鋳造の技術)以下細目略/大仏造立の大仏造立の真真相に迫る/大仏の謎を追う/大仏殿の建立とその後の大仏/大仏の時代―エピローグ

ISBN:9784642056953
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2010年05月
発売日:2010年04月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:AGR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:QRF