出版社を探す

歴史文化ライブラリー 268

邪馬台国 魏使が歩いた道

著:丸山 雍成

紙版

内容紹介

女王卑弥呼の邪馬台国はどこにあったのか? この日本史最大の謎に、近世交通史の第一人者が果敢に挑んだ異色の一冊。邪馬台国を訪れた魏使が歩いた道のりを綿密に辿り、遺跡や出土遺物の最新の研究成果など、交通史学と考古学の両面から、ついに邪馬台国の所在地が浮かび上がる。畿内・九州など、いまだ諸説が飛び交う邪馬台国論争に一石を投じる。

目次

交通史と邪馬台国―プロローグ/邪馬台国の研究史 その発生と現状(前近代の邪馬台国論/近代の邪馬台国論/現代の邪馬台国論)/邪馬台国への魏使の通路(帯方郡より伊都国まで/伊都国より奴・不弥・投馬国まで/伊都国より邪馬台国へ)/邪馬台国推定地の遺跡と遺物(肥後中・北部地域/筑後地域)/「旁国」と狗奴国(女王傘下の「旁国」/狗奴国/肥後南部の遺跡と遺物)/邪馬台国への最終コース―エピローグ

ISBN:9784642056687
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2009年04月
発売日:2009年03月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ