出版社を探す

歴史文化ライブラリー 262

それでも江戸は鎖国だったのか

オランダ宿 日本橋長崎屋

著:片桐 一男

紙版

内容紹介

鎖国と呼ばれたトクガワ・ニッポンの時代、江戸にオランダ人の定宿(じょうやど)、長崎屋があった。将軍謁見(えっけん)のため出府したカピタンの泊まるこの宿に、異国の文物に憧れた杉田玄白、平賀源内、鷹(たか)見(み)泉石(せんせき)ら多くの蘭学者や文化人が訪れ、そこは異文化交流のサロンであった。江戸は本当に鎖国だったのか。江戸の中の異国、長崎屋の全貌と、そこに集う人々の姿を描く。

目次

江戸の文化交流―プロローグ〈知られざる江戸の長崎屋/異文化交流サロン/見えてくるその実態〉以下細目略/江戸のオランダ宿・長崎屋(江戸の長崎屋とはなにか/その実態をさぐる)/幕府とカピタンの情報が入る宿(幕府御用と商いの道/飛び交う情報のなかで)/カピタンと蘭学者たちとオランダ宿(オランダ文化のサロン/カピタンとの交流/長崎屋のたどった道)/異文化交流の実態―エピローグ

ISBN:9784642056625
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2008年10月
発売日:2008年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ