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歴史文化ライブラリー 249

飛鳥の宮と藤原京

よみがえる古代王宮

著:林部 均

紙版

内容紹介

大化改新や壬申の乱などの舞台、飛鳥。そこにはどのような王宮や施設が造られ、整備されていたのか。考古学の成果と『日本書紀』の記述により、その姿が生き生きとよみがえる。土木工事を好んだ斉明天皇による荘厳な空間整備、天武天皇がつくった大極殿など、律令国家という新しい国づくりの過程で飛鳥がどう都市化され、藤原京に展開するのかを描く。

目次

「首都」飛鳥の誕生―プロローグ/歴代遷宮の時代(飛鳥時代の幕開け/東アジア世界への飛躍)/「飛鳥宮」の時代(大化改新/斉明重祚と発掘された飛鳥宮/「飛鳥宮」の成立/律令国家への胎動)/「飛鳥京」の成立(天武の即位と飛鳥浄御原宮/大極殿の成立/「飛鳥宮」の継承/「飛鳥京」の形成)/藤原京の形成(持統の即位と藤原宮/「新益京」と藤原京)/環境史の視点からみた都城―エピローグ

ISBN:9784642056496
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2008年02月
発売日:2008年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ