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歴史文化ライブラリー 248

古代の都と神々

怪異を吸いとる神社

著:榎村 寛之

紙版

内容紹介

草創期の神社と政治の、摩訶(まか)不思議な関係が渦巻く平城京と平安京。現在とは違い、神社はきわめて政治的な施設だった。神社とは何なのか。古代の神々とはどのようなものだったのか。京という空間の形成から「都の神」の成立、王権の構造の変化、怪異を吸いとる神社の役割にいたるまで、古代の神社の歴史をたどり、都と神社との関わりを解き明かす。

目次

なぜか丁寧なはじめに/神社と定義されるもの―プロローグ/京という空間と神(古代の「神」と「神社」―「かみさま」のオリジナルスタイル―/都城の形成と王権祭祀/平城京と都市祭祀―神なき街創り―)/「都の神」の成立(長岡、平安遷都と神社―新しい神の予兆―/伊勢斎宮と加茂斎院―国家守護の変容―/都市型神社成立の意義―平野・松尾・園韓神/二十二社制の形成―神社とは何であるか―)以下細目略/神社と王権/神社、この政治的なもの―エピローグ

ISBN:9784642056489
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:210ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2008年02月
発売日:2008年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRRL3
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRVS