出版社を探す

歴史文化ライブラリー 243

上野寛永寺 将軍家の葬儀

著:浦井 正明

紙版

内容紹介

明治政府によって欧化政策のシンボルとされた上野は、江戸幕府の「聖地」でもあった。徳川将軍家の菩提寺・東叡山寛永寺とはどのような寺なのか。京都の比叡山延暦寺を手本とした意図とは何か。徳川家綱・綱吉ら将軍と東叡山山(さん)主(しゅ)の死や葬儀の実態、天皇家に倣った慣習、将軍の御成(おなり)と警備の仕方など、寛永寺と将軍家のしきたりを分り易く解き明かす。

目次

芸術の杜―プロローグ/上野の今昔(江戸から明治へ/一四〇年前の上野)/寛永寺の成立(東叡山寛永寺の創建/寺域と寺領)/将軍御成(東叡山御成/警備と跡固)/将軍と輪王寺宮の葬儀(家綱の死と葬儀の準備/家綱の葬儀/綱吉の葬儀/一品親王の死)/明治政府にとっての江戸―エピローグ

ISBN:9784642056434
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB