歴史文化ライブラリー 226
黄金の島 ジパング伝説
著:宮崎 正勝
紙版
内容紹介
ヨーロッパ人が夢見た、黄金にあふれる国ジパング。イスラム商人のワクワク伝説がマルコ・ポーロによってジパングとして蘇り、やがて姿を消すまでを追う。なぜ、日本が黄金の国だと思われたのか。金銀の産出量と輸出入量、秀吉と家康の金銀政策、スペインとオランダの金銀島探索の思惑など、日本・アジア・ヨーロッパの視点から伝説の謎に迫る。
目次
人間の欲望と黄金―プロローグ/イスラーム商人が夢想した黄金島(砂金が生み出したワクワク伝説/ジパングとして蘇ったワクワク伝説/元寇の後方基地、泉州とジパング)/黄金の島から銀の島へ(黄金を輸入するジパング/ガレオン船が蘇らせた金銀島伝説/秀吉と家康の対スペイン政策/前フィリピン総督ビベロと家康の貿易交渉)以下細目略/スペインとオランダを引き付けた金銀島/蝦夷島のゴールドラッシュ/オランダの北方探索の顛末/海霧に消えた黄金島―エピローグ
ISBN:9784642056267
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:238ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2007年02月
。発売日:2007年01月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHB。