内容紹介
明治末期、新聞社のイベントとして登場した日本最初の海外観光旅行は、欧米列強に追いつき、帝国へとのし上がる物語の一環であった。そこで誕生した日本人の観光のまなざしは、「見る」ことが「見られる」ことになる屈折した体験であった。日本人の海外見聞記や外国からの日本観光団の報道などから、近代日本の屈折した自意識を浮き彫りにする。
ISBN:9784642055345
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:240ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2002年01月
。発売日:2001年12月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNSG。