歴史文化ライブラリー 101
運慶
その人と芸術
著:副島 弘道
紙版
内容紹介
平安時代から鎌倉時代へ、激動の時代を生きた仏師運慶。定朝様の穏やかな仏像に対して、躍動感にあふれる清新な作品を生みだし、歴史の檜舞台に登場した。残された日本を代表する仏像を通して、運慶の真の価値、古代・中世の仏師の世界と日本の仏像の魅力を、現場からの最新の研究成果にもとづいて明らかにする、今日の視点からの新しい仏像論。
目次
運慶の魅力―プロローグ
運慶とその父
新しい表現
時代の要請
南大門二王像
組織の長
運慶と日本の彫刻―エピローグ ",運慶 快慶 金剛力士