内容紹介
平安京は、中国や西欧の都市と違って城壁を構えず、郊外をもっていた。郊外は外国・神仏・自然などと接する境界的な空間で、異郷との緩衝地帯の役割を果たす。平安京の都市生活者の四季感や信仰、『源氏物語』の舞台でもある桂・宇治の位置などを通して、郊外の意味、役割りを明らかにし、日本の古代都市が郊外と一体であったことを解明する。
ISBN:9784642054362
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:200ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:1998年
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。