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人物叢書 256

平城天皇

著:春名 宏昭

紙版

内容紹介

父桓武天皇の政治を引き継ぐ一方、大規模官制改革、側近官体制の整備、地方行政の掌握など、矢継ぎ早に新政策を展開した。譲位後も太上天皇として尽力したが、薬子の変によって晩年は隠棲を強いられた。在位わずか三年だったが、その業績は後の王朝貴族社会を基礎付けるもので、生まれながらの天皇として一身に国家を担った悲劇の生涯を追う。

目次

はしがき/生まれながらの天皇(新天皇家のスタート/皇太子を取り巻くスタッフ/皇太子の日々)/桓武天皇の皇子たち―皇位継承の展望―(即位の前後/皇位継承のあり方/平城天皇の天皇家構想)/平城天皇の治世(観察使の設置―地方支配のあり方―/諸司の改編―天皇周辺の構造改革―/諸司の改編―中央政府の大規模構造改革―)/薬子の変(譲位/静寂の日々)/あとがき/関係略系図(天皇家系図/藤原氏系図)/略年譜/参考史料/参考文献

ISBN:9784642052498
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2009年01月
発売日:2008年12月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY