人物叢書 242
大江匡衡
著:後藤 昭雄
紙版
内容紹介
平安中期の文人官僚。学問の家に生まれ、大学寮に学んだ後、歌人・赤染衛門と結婚する。詩文の才に秀で、優れた漢詩文を制作、詩集『江吏部集』が伝わる。文章博士、一条天皇の侍読などを歴任して、藤原道長とも緊密な関係を築き、晩年は尾張・丹波の国守を務める。平安朝における正統な文学“漢詩文”の世界に、大きな足跡を残した生涯を描く。
目次
第一=稽古の力(誕生とその時代/少年期/大学での修学/赤染衛門との結婚)/第二=帝王の師範(官途に就く/文章博士/帝師として)/第三=学統の継承(尾張赴任/京へ帰還/再び尾張へ/丹波守への遷任と死/詩文と和歌/子供たち)/人と文学/系図/略年譜/参考文献
ISBN:9784642052351
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:256ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2006年03月
。発売日:2006年03月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。