人物叢書 232
高杉晋作
著：梅溪 昇
紙版
内容紹介
幕末の長州藩士。吉田松陰に師事。松陰の死後、上海に渡り、欧米列強の植民地と化した清国に、兵備の充実を痛感して帰国。四国艦隊下関砲撃事件に際し、身分にとらわれない士庶混成の奇兵隊を創設、尊攘・討幕運動を推進するが、維新の夜明け前に病没する。短い波乱の生涯を、数々の英雄的エピソードを検証しつつ克明に再現し、その実像に迫る。
目次
第一＝幼少時代（出生と家系／時代の新機運／負けず嫌いの少年時代／明倫館大学校へ入る）／第二＝吉田松陰に師事（松下村塾入り／日米修好通商条約の調印問題／江戸行／江戸遊学中の晋作と萩の松陰／吉田松陰の思想とその最期／結婚／軍艦操縦術の習得と挫折／関東・北陸遊歴）／第三＝世子小姓役（出仕／江戸番手役／外国行の内命／上海行／清国植民地化の衝撃）／第四＝英公使館焼打ち事件（「攘夷而後開国」／「学習院一件御用掛」の任務と藩邸出奔／御殿山の英公使館襲撃）／第五＝奇兵隊誕生（剃髪と帰国隠遁／馬関攘夷戦争／奇兵隊の編成と晋
ISBN：9784642052252
。出版社：吉川弘文館
。判型：4-6
。ページ数：360ページ
。定価：2200円（本体）
。発行年月日：2002年07月
。発売日：2002年07月10日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：DNB。
