内容紹介
平安中期の官僚。海賊鎮圧のために伊予に派遣されたが、関東の平将門の反乱と時を経ずして、瀬戸内で反乱を起こす。純友が傍流ながら摂関家につながる中央官人であったという説に立ち、承平・天慶の乱を読み直す。彼がなぜ海賊集団を組織し、反逆者となったのか。十世紀の東アジアと瀬戸内交易との関係、古代の海賊の分析を交えて、生涯を描く。
ISBN:9784642052139
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:252ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:1999年01月
。発売日:1999年01月29日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。