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近世の宗教と社会 1

地域のひろがりと宗教

編:高埜 利彦
編:青柳 周一
編:西田 かほる

紙版

内容紹介

地域に視座を置きながら、近世社会における宗教および宗教者をめぐる諸問題を追究した論考十一編を収録。宗教者の多様な活動や寺社の名所化を明らかにするとともに、地域社会史や出版文化史・絵画史料研究へも資する。

目次

はじめに…高埜利彦/Ⅰ=地域と宗教者(風林火山の記憶と由緒―近世前期甲斐国雲峰寺・恵林寺の勧化を事例に―…山本英二/近世津島社の社家組織と御師…林 淳/加賀藩芦峅寺衆徒の檀那場形成と廻檀配札活動…福江 充/近世奈良の盲僧組織…梅田千尋/無宿の陰陽師守屋安芸をめぐって…西田かほる/〝鰊獲りの禰宜さん〟考―近世の蝦夷地支配と神道系宗教者―…谷本晃久)/Ⅱ=寺社の名所化と宗教者(中世における京都祇園社のさい銭…阿諏訪青美/参詣曼荼羅試論…大高康正/十七・十八世紀における近江八景の展開―近世の名所の成立をめぐって

ISBN:9784642034296
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:350ページ
定価:12000円(本体)
発行年月日:2008年05月
発売日:2008年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRAX