永原慶二著作選集 1
日本封建社会論 日本の中世社会
著：永原 慶二
紙版
内容紹介
戦後の歴史学界のリーダーとして、多大な業績を残した永原慶二。荘園制・大名領国制論を展開し、歴史学の方法論や社会的責任についても積極的に発言した。通史や実証論文など膨大な「永原史学」の全容を集大成。 平均580頁
目次
◆日本封建社会論 序説 研究史と問題の所在（日本封建制論の展開／日本封建制の家父長制的性格について／生産力および生産関係の停滞性について）／封建制形成の前提（律令制の解体と荘園制の形成／以下細目略）／農奴制＝領主制の生成／封建国家の形成／補論 中世的政治形態の展開と天皇の権威 ◆日本の中世社会 序説―課題と前提―（日本封建社会の評価をめぐる問題／中世社会の歴史的諸前提）／中世的土地所有関係の形成（私領と開発領主―領主的土地所有の形成―／名と作手―農民的土地保有の進展―／以下細目略）／荘園制下の身分・階級構
