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日本律令制の展開

編:笹山 晴生

紙版

内容紹介

日本の律令制はどのように展開していったのか。古代史を研究する気鋭の執筆者が多彩な視点からアプローチし、その実相を解明する。国家仏教、写経事業、国分寺の創建と展開、摂政・関白の権能、任官結果の伝達、受領・郡司や遊女の実態など、古代を中心とした最新の研究成果十七編を集成。新見解あふれる論考は、古代史研究に新指針を提示する。

目次

僧尼の公験について…勝浦令子/光明皇太后没後の坤宮官…中村順昭/「法華滅罪之寺」の思想背景…曽根正人/五月一日経願文作成の背景…小倉慈司/上野国分寺の創建…高井佳弘/薩摩国分寺の成立と展開…永山修一/平安初期における天皇家産機構の土地集積…古尾谷知浩/初期の摂政・関白について…坂上康俊/古代の学問と「類聚」…井上 亘/大臣大饗管見…山下信一郎/古代における任官結果の伝達について…佐々木恵介/藤原兼通の政権獲得過程…倉本一宏/藤原道長執政期の受領功過…増渕 徹/武蔵国足立郡司武蔵竹芝とその行方…森 公章/檜

ISBN:9784642023931
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:512ページ
定価:12000円(本体)
発行年月日:2003年05月
発売日:2003年04月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ