日本の対外関係 2
律令国家と東アジア
編:荒野 泰典
編:石井 正敏
編:村井 章介
紙版
内容紹介
隋唐帝国の登場により、新たな国際情勢への対応を余儀なくされる東アジア諸国。朝鮮三国の動乱と倭国・日本への影響、律令国家の成立と華夷思想の形成、遣唐使の活躍、都城制の展開など、激動の東アジア世界を描く。
目次
律令国家と東アジア(通史)…石井正敏
Ⅰ 歴史的展開(七~九世紀)
朝鮮三国の動乱と倭国…森 公章
隋唐と日本外交…古瀬奈津子
「小中華」日本と新羅・渤海…濱田耕策
対外交流の進展と貿易…田中史生
東アジアの変動と日本外交…石井正敏
比較儀礼論―推古朝の迎賓儀礼の再検討―…榎本淳一
Ⅱ 対外関係の諸相
「日本」「天皇」の成立…遠山美都男
留学生・留学僧と新渡来人…石田実洋
国際情報と律令国家…山内晋次
正倉院宝物の世界…飯田剛彦
都城制の展開…吉田 歓
日本・朝鮮の軍事遺跡…田中俊明
北方世界との交流…蓑島栄紀
南方世界への広がり―律令国家と琉球弧―…高梨 修",遣唐使 隋 唐