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日本の時代史 19

蝦夷島と北方世界

編:菊池 勇夫

紙版

内容紹介

列島北部の世界では、固有の文化が育まれてきた。今日まで伝えられる個性あふれたアイヌ文化は、いかなる歴史を辿ってきたのか。北東アジアからみたエゾの社会や交易の実態を探り、近代の北海道開発や国境問題、アイヌ民族の「国民」化から、現代日本への課題を提示する。日本国、日本人という括りを問い直した、新たな日本列島史が浮かび上る。

目次

蝦夷島と北方世界…菊池勇夫
北方社会の物質文化―鉄からみた北海道島の歴史―…越田賢一郎
北東アジアから見たアイヌ…榎森 進
アイヌ女性の生活…児島恭子
アイヌの「自分稼」…谷本晃久
蝦夷島の開発と環境…菊池勇夫
日露関係のなかのアイヌ…川上 淳",アイヌ 北海道 蝦夷

ISBN:9784642008198
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:360ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2003年12月
発売日:2003年12月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-A