日本の時代史 12
戦国の地域国家
編:有光 友學
紙版
内容紹介
押し寄せる国際社会の波の中で、戦国大名が全国各地で覇権を争った動乱の時代。関東の北条氏、中国の毛利氏、九州の島津氏といった広域の地域国家の成立、軍事行動を支えた物資の確保や運搬、交差する謀略やうわさ、相次ぐ戦乱や自然災害の実情と民衆の知恵など、戦国社会の諸相を多角的に追究。群雄と民衆の躍動する時代を明らかにする。
目次
群雄の台頭と戦国大名―東国を舞台として―…有光友學
統合へ向かう西国地域…岸田裕之
(個別テーマ)
地域国家のしくみ…有光友學
伝馬と水運―戦国時代の流通の発達―…阿部浩一
戦乱の中の情報伝達…酒井紀美
戦いを支えた技術―炮術師と鉄炮鍛冶の活動―…宇田川武久
寺内町と城下町―戦国時代の都市の発展―…仁木 宏
戦禍・災害と人々の生活…矢田俊文",通史 戦国