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単行本

執行手続・倒産手続の研究

著:上原 敏夫

紙版

内容紹介

学界へはもちろん,立法や判例など実社会に対しても影響を与えてきた著者による研究書。必要に応じて,公表後の議論についての補遺や補注を付した。研究者のみならず,実務家にとっても必須の1冊。

目次

第1章 執行法制の変革の歴史と今後の展望
第2章 平成15年の担保・執行法の改正及び平成16年の民事執行法の改正
第3章 執行手続における少額金銭債権の保護
第4章 民事執行法184条の適用範囲に関する一考察
第5章 差引納付の瑕疵と競売手続の効果
第6章 裁判上の担保をめぐる執行手続
第7章 抵当権の物上代位の目的となる債権に対する転付命令の効力
第8章 保険医の診療報酬債権の「継続的給付に係る債権」該当性
第9章 登録自動車を目的とする留置権による競売手続の開始要件
第10章 保全執行の停止と取消し
第11章 不作為仮処分の執行
第12章 仮登記仮処分
第13章 会社の倒産と内部債権の劣後的処遇
第14章 否認(詐害行為取消し)の効果と受益者の債権者
第15章 いわゆる「強い振込指定」について
第16章 納税義務者の民事再生手続における租税保証人の地位
第17章 保証人が代位取得した共益債権たる原債権の民事再生手続外での行使
第18章 根抵当権の極度額を超える債権額の破産配当における取扱い

著者略歴

著:上原 敏夫
一橋大学名誉教授

ISBN:9784641233096
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:364ページ
定価:8200円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNAA